Monthly Archives: 10月 2013

つい惹かれる「男性のギャップ」No.1

どんな男の子がタイプ?なんて慣れない合コンに参加して急に聞かれたから、とりあえず、イケメンで、お金持ちで、とにかく優しくて、面白い人…みたいな感じで、間を埋めるために一般的なことを連射しちゃいました。ちなみに、引かれるとイヤなので、「お金持ち」の部分は、細心の注意を払って、少し可愛く言いましたよ…。そんな合コンの帰り道、本音で自分はどんな人がタイプかな?って、よく考えてみました。そしたら、山の手線が上野から新宿に着く間でわかったんです。
私のタイプは、「ギャップ」。
例えば、イケメンなのに話ベタで、女の子と遊ばず男友達とフットサルばっかりしていたり、お金持ちなのに馴染みの定食屋さんに長年通い詰めていたり、いつも優しい人が不意に真剣に叱ってくれたり、いつも面白い人が急に低めのトーンで真面目な話をしたり。
そんな男性のギャップの中でも、私が一番惹かれてしまうものは、「読書」。
見るからに体育界系で、それこそ「週末は必ず波乗り」みたいな男性が、バッグも持たずにTシャツ&Gパンで、片手で読む文庫本。これにかなう胸キュンは、今のところありません。そう、読書ってなぜか、やけにセクシー。

母との思い出

皆さん、最近絵本は読みましたか?
大人になるとなかなか読む機会のない絵本。本屋さんで色とりどりの絵本コーナーを見つけると、自然と心が踊って手を伸ばしたくなったりしますが、いつも結局「まあいっか。」とあきらめてしまう…「絵本は子どものモノ」とゆうイメージがどうしても心にあって…。
そんななか、先日実家に帰って物置を整理していると、奥の方に絵本を発見。みかん箱の中に、少しのオモチャと数十冊の絵本。表紙を見た瞬間、母が幼い私に読み聞かせてくれたものだと思い出しました。「思い出した」とゆうより、一瞬にして「蘇った」とゆう感じ。
幼い頃、母は毎日、私が寝るときに絵本を読んでくれました。その時間がとにかくいつも楽しみで、今考えればまんまと母の思わく通り、歯磨きを済ませると、グズったりせずにまっすぐ寝室に向かいました。
絵本は、幼い私の視界全体に広がって、寝るまでの数分、毎日夢の旅に出かけました。そのまま眠りに落ちることもしばしば…
そんな記憶と共に、押入れの整理も忘れて絵本を開くと、思いもせず涙が溢れてきました。
絵本の物語の遠い世界に、今もいるような気がして。あの時の旅の続きのような気がして。戻れないところまで来たんだな。たくさん愛してくれたんだな…。
私も自分の子どもが産まれたら、絵本をたくさん読んであげようと思います。たくさん旅をさせて、たくさんたくさん愛してあげよう。