Monthly Archives: 12月 2019

クリエイターは創造主

漫画家さんがイラストを描くのを見ていると、まるで魔法のようだなあと思います。真っ白な紙の上に、魅力的なキャラがすらすらと描かれていく……ゼロからの創造です。ただ、苦労なく絵を描いているように見えても、実際ここに至るまでは、長い積み重ねと努力があるのですよね。
これは何の業界でも、プロと呼ばれる人達には共通したことでしょう。たとえ体調が悪くても、気持ちがのらなくても、プロならばそれなりの結果を出さなくてはいけません。趣味で続ける人のように「今日は疲れているから、描くのをやめていこう」としてしまっては、締めきりに間に合わなくなってしまうからです。だからこそ皆、体調管理につとめる……のかと思いきや、昼夜逆転していたり、いっそ徹夜をしていたりと、無理を重ねている人が多い印象もあるのですけどね。
特に連載を持っている人は、ぎゅっと凝縮されたスケジュールで生活しているので、大変なのでしょう。もうあと削るところは、生命維持のための時間、すなわち睡眠や食事しかない、というところでしょうか。どうか無理をしないでほしいと思います。そしてできることならば、小説家さんの日常も見てみたいな。大好きなあの先生の暮らしに、興味があるのです。

時間が駆け抜けていく日々

最近カレンダーを見ると「もう○日なの?」と思うことがよくあります。昔祖母が「年が明けたらあっという間にひな祭りで、そのあとは端午の節句でお盆、すぐに寒くなってまた冬が来るんだよ」と言っていた時は、「それじゃ早すぎでしょう」なんて笑っていたのですが、その気持ちがやっとわかりましたね。だって、月刊誌をきっちり読み終える前に、次の雑誌が出版されてしまうのですよ。まさに、光陰矢の如しです。
読み損ねた雑誌は、部屋の片隅に山積みになっています。これが漫画誌ならばどんどん消費していくのでしょうが、そうではないので「まだ読んでないから、捨てるのはもったいない」という気持ちになってしまうのですね。情報はどんどん古くなっているので、さすがに何年もこうしておくことはないけれど、その季節の間くらいは、放置してしまったりもします。
もういっそ、買うのをやめた方がいいのかしら。でも習慣になっていて、発売日にはつい、本屋に寄ってしまうのですよね。それならば、他の予定をさっさと片付けて、なんとか読書タイムを作るように心掛けるほうが、今後のためにもいいかもしれません。さて、なんの時間を削っていきましょうか。取捨選択も大変です。