Monthly Archives: 3月 2019

観察必須のあるある漫画

以前から作品を読んでいた作家さんが、いつのまにかママになっていて驚きました。書かれる話から「だいぶ若い方なのかしら」と想像していたのだけれど、デビュー当時から追っているのだから、年月もたっているのですよね。好きなことを仕事にし、素敵な家族まで作るなんて、本当にすごいことだと思います。この方だけではなく、頑張っている女性のすべてを応援したい気持ちになりました。
こういう気分の時は、子育てエッセイや育児あるある漫画を読みたくなりますね。笑い事ではないけれど「そうだよね」と笑ってしまう面白い話の数々……。以前はエッセイ漫画は「どうせ他人事だし」などと思っていた時もありましたが、今はすっかりはまっています。ペットあるあるネタも大好きです。飼い主さんに怒られた猫が、拗ねたり怒ったりして、飼い主さんの靴をぼろぼろにするとか、困ったちゃんなのは確実なのに、とてもかわいいと感じてしまいます。
そういえば以前は、料理が苦手な人にありがちなことという話を読んで、大笑いしましたよ。アレンジしたのにレシピ通りにやったと言う、なんて、本当にその通りだと思いました。こういうのは、日頃周囲をよく観察しているから描けることなのでしょうね。その観察眼、尊敬します。

孫娘への手製の愛

ついこの間、友達宅に突然、段ボールに入った荷物が届いたそうです。差し出し人は実家に住むお父さんで、なにかと開けてみれば、中には手縫いと思われるエプロンと、木製の包丁と野菜のおもちゃ、そして手書きの絵本が入っていたのだとか。おじいちゃんとおばあちゃんから、四歳の孫娘への誕生日プレゼントとのことでした。「作るのが間に合わなくて、遅くなってごめんね」という手紙も一緒に入っていたけれど、娘さんはそんなこと気にせずに、とても喜んでいたそうです。
なんでも手軽に買える時代になったし、実際買ったものの方が精巧な作りをしているものも多々ありますが、これはとてもいい思い出になるでしょう。もともと絵手紙とパッチワークが好きだったおばあさんが「絵本を作ろう」と思い立ち、日曜大工が趣味の夫に「おもちゃを作ってくれない?」と持ちかけて、このプレゼントは完成したとのことのでした。
なんて、いかにも知っているように言っても、全部友達からのまた聞きなのですけれどね。絵本は娘さんと同じ名前の女の子が、ママと一緒お料理を作るお話なのですって。「ちょうどお手伝いしたい年頃だからちょうどいいわ」と友達は笑っていました。それも祖父母の狙いなのでしょう。