Category Archives: 向こう側

半沢直樹

最近、ドラマの「半沢直樹」を見る機会があったので視聴してみました。
ちなみに2013年版と2020年版どちらも見ました。
以前、放送されたとき大変話題になっていたのは知っていたのですが、そのときは見る機会を失って結局みることができませんでした。すごくきになっていたんですけどね。
半沢直樹の原案は池井戸潤さんの小説半沢直樹シリーズです。
2013年版は『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』、2020年版は『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』だそうです。
ドラマは、非常に面白かったです。さすが池井戸潤さん。
池井戸さんって、元銀行員なんですよね。だから金融業界や融資を希望している企業のお話がリアルで非常におもしろいです。
ちなみにわたしは、池井戸さんの小説だと『陸王』という足袋業者が、生き残りをかけてランニングシューズを開発していくお話が大好きです。ドラマも見ました。
半沢直樹、ドラマ版非常にキャラも濃くいて、迫力もあって、スリリングでした。
ちょっとずつ見ようかなと思ってたけど、面白くて気づけば一気見です。寝不足です。
ドラマがこれだけ面白いということは、きっと原作小説も面白いですよね。
よし!今度は小説も読んでみよう!

攻略本

最近YouTubeなどで、昔のテレビゲームを攻略する実況動画を見るのにはまっています。
子供の頃、我が家にもゲーム機があったんですが、わたしがまだ小さかったのと、普通にゲームがうまくなかったのでまったくクリアすることができませんでした。
なんならクリアっていう概念がないというか、ちょっと遊んでクリアできなかったところで終わりみたいな。
下手くそなりに、クリアどころか序盤しか進めることができなかったとしても、それでもゲームをするのは大好きでした。
近所に住んでるゲームのうまいお友達や、お友達のお兄ちゃんが自分が全然できなかったゲームをすいすい進めているのを横で見るのも大好きでした。
レトロゲーをプレイしている実況動画は、そんな昔の懐かしい思い出が蘇ります。
普通に操作が難しいなあっていうのもありますが、昔のゲームって「攻略本」というものがあって、そこにプレイのヒントとなることが書かれています。
いわゆる裏技なんかはだいたいこの攻略本にかかれていたようです。
わたしは当時まだ子供だったので、攻略本を自分で買うことができなかったし、そこまでクリアを求めてたわけじゃなかったので、攻略本というものを見たことがなかったです。
今になって、レトロゲー攻略動画を見ると、こんなのどうやったら見つけられるんだよっていう謎の行動をしないとクリアできないものが多い事に気づきました。
これらのクリアするのに必要な謎行動をじゃあどこで知るのかといと、攻略本だったようです。
なるほど、昔はゲームと攻略本セットで売れる感じたんですね。
今はインターネットですぐに攻略法やプレイ方法が調べられるので便利になりましたね。
けど、多分当時は攻略本を買って攻略するというのもまた楽しかったのかもしれません。
もう昔のゲーム機はとっくになくなってしまったけど、またプレイする機会があったら大人になった今プレイしてみたいなって思いました。

大吉原展

先日連休の間に上野の大吉原展に行ってまいりました。

吉原については、様々な漫画のモデルになっているので、なんとなく「江戸時代くらいの大きくて華やかな遊女たちの街」くらいの知識はあったのですが、ちゃんと吉原についての勉強をした覚えはないな……という感じ。

でもさっき言った通り色んな漫画に出てくるじゃないですか吉原って。ミーハーと言われるかもしれないですけど、それが理由で興味だけはあるんですよ(笑)

実際行ってみれば随分と知らない事ばかりですし、有名な日本画家たちによる絵や説明書き、その他展示品を食い入るように見てしまいました。じっと見ていると本当に時間がいくらあっても足りないくらいで、体感2時間以上はいたように思います。

美術展や博物館に行く度に思うのですが、ああして当時のものが未だ遺されているとに感慨深くなりますね。帳簿のようなものだとか、地図だとか、実際に当時の人間たちが日常的に触れて利用していたものは絵を見るよりも、現代を生きる私たちが過去に近づけるような気がしてワクワクします。

それとは別に見ていて個人的に心に残っているのが、日本で初めて遊女を油絵で描いた作品でした。

基本的に遊女たちの絵は、というかあの時代あたりの女性の人物画は、個性を削いだようなさらっとした目元にディティールの細かいところが描かれないあの感じ(と言って伝わりますかね)だと思うんですが、油画の作品はしっかりと目鼻立ちが分かるように写実的に描かれていたんです。

衝撃でしたね。あの日本画の感じでも、昨今の漫画やドラマで見る印象よりも、そこに描かれていたのは「現代人にもいそうな割と普通の人」だったので。

歴史ドラマで見る華やかに飾り付けてお化粧をしている美女、というより(たまたまモデルの女性がそうだっただけかもしれないですが)目元は凛としているものの、ちょっと疲れたような顔立ちと痩せて見える頬。

あっ意外と人間って変わらないんだ。と思ったんです。過酷な肉体労働でこうなったのかな……なんて思いもしました。

でも説明書きを見て見れば、そのモデルの女性は「私はこんな顔ではありません!」と泣いてしまったそうな(笑)

自分で鏡で見る顔と他人から見る顔は違って見えると言いますし、現代でも自分の写真を見て「え?なんかブスじゃない?!」と思うことも度々ありますしきっとそういうことかなと思います(笑)

そしてこの大吉原展の目玉、順路の一番奥には遊郭を再現した大きなジオラマと人形があるのですが、精巧な作りが見事なので、これは是非実際に見に行ってほしいと思います。

ニシンのパイのあの子

先日、久しぶりにジブリの魔女の宅急便の映画が見たくなりレンタルしてきました。(ジブリ作品は動画配信がないからレンタルしにいかなきゃいけないのが地味に大変です)
魔女の宅急便は子供の頃、大好きで、お母さんにお願いして、アニメ絵本を買ってもらい擦り切れるほど読みました。
かわいい女の子のキキがほうきにまたがり、黒猫のジジとともに新しい街へ飛び立つというシチュエーションが子供心にすごくワクワクして憧れました。
魔女になりたいななんて思ったりして、おまじないとか占いの本も良くよんだくらいです。
大人になった今、映画を見てもすごく楽しめたし、やっぱりいいなあってなりました。若い頃のドキドキ、好奇心、青春……すべてが詰まっていて甘酸っぱい気持ちになります。
ただ一つ、大人になって見て少し考え方が変わったなと思ったのが、ニシンのパイを受け取る女の子についてです。
子供の頃はおばあちゃんが一生懸命作ったパイをツンとすましながらキキに「わたしこのパイ嫌いなのよね」と言い放つこの子のことが嫌いでした。
けど大人になれば、女の子の事情や気持ちもなんとなくわかるというか……。
「このパイ嫌いだからもう送らないで」
こう、おばあちゃんに言えば毎年送られてくることもなくなるかもしれないのに、この子はそれを伝えてないんですよね。
もしかしたらおばあちゃんに会ったときは笑顔で「いつもありがとう、美味しかったわ」と言ってるのかもしれません。
直接文句も言わず、ちゃんと受け取っている子が、たまたま同世代のキキに本音が漏れただけなのかもしれません。
もちろんこれは憶測ではあるんですけど、小さい時はここまで考えることができなかったです。
子供と大人ではやっぱ見るところが変わるんですねえ。

スマートボール

昔、とある漫画を読んでいたら「スマートボール」なるものが出てくるシーンがありました。実物は見たことないけど、ピンボールとかパチンコっぽい感じなのかなあ……なんて思っていました。
そして先日大阪に行く機会があったのですが、新世界というところに行くと、なんと街中にスマートボールのお店があるではないですか。
これってあの漫画にでてくるやつかなと思って、なんとなく店内に入ってみることにしました。
店内は、昭和かなと思うようなレトロな雰囲気。お客さんはたくさんいて、ほぼ満席の大繁盛。
お店はレトロだけど、店内にいるお客さんたとは現代的なので少し不思議な感じがしました。
わたしは、せっかく入ったし、これが噂の(?)スマートボールかと思い、空いている席をなんとか見つけてプレイしてみることに。
1プレイ100円で、お金を入れるとビー玉のちょっと大きくしたようなガラスの青いたまがゴロゴロと上から降りてきました。
それを手前にあるレバーを引いて、うまく10点とか15点とかかれているポケットに入れると、その点数と同じ数のボールが上から落ちてきて自分の手玉となります。
コントロールが難しいんですけど、なんだか面白くて無心で遊んでしまいました。
気づけばあっという間に時間が過ぎ、最後、残った手玉の数で景品がもらえるのでお菓子と交換してお店をあとにしました。
それが数週間経つのですが、またスマートボールがやりたくて東京などでもできないかなと調べたら、浅草にスマートボールのお店があったようなのですが老朽化により70年の歴史とともに3年前に閉店していました。なんだかとても悲しくなりましたね……
スマートボールは温泉地、縁日でも見かけることがあるようなので、見つけたときはまたぜひプレイをしてみたいたいです。

ピーターラビット

世界中で愛されている子供向けの絵本「ピーターラビット」。その愛くるしいうさぎや動物のイラストを誰しもが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
ピーターラビットシリーズの累計発行部数は全世界で2億5000万部を超えるそうです。
イラストはよく目にするけど、実はお話の内容をよく知りませんでした。子供の頃に絵本を読んだことがある気もしますが、小さすぎて覚えていません。そんなピーターラビットが、数年前に映画になっていたようで、動画のサブスクにあったからどんな感じかなと思い見てみました。
のどかなイギリスの湖水地方で、ピーターをはじめとするかわいい動物たちが活躍するハートフルでかわいらしい物語を想像してみはじめたのですが……全然違った(笑)
コメディ要素強めで、思ったよりもだいぶ過激でした。うさぎたち、かわいい見た目してめちゃくちゃ凶悪でした(笑)
ちなみにヒロインの人間女性の名前は「ビア」。ビアは絵描きで、うさぎたちを家族のように愛しています。
もしかして作者のビアトリクス・ポターをイメージしたキャラクターなのでしょうか。
映画はこんなに過激だったけど、一切の絵本もそんな話なの?と思って読んでみたら……あそこまで過激ではないもののピーターはなかなかのヤンチャでいたずらうさぎでした。
いらずらっ子だけど、あの愛くるしいイラストでそんないたずら好きも憎めずかわいく見えてしまうのは作者のうさぎへの愛の賜物なのでしょうね。

犬王

近頃ではコロナ禍の影響も鳴りを潜め、レジャーやイベント事が復活してきたように思います。私も、去年よりも外に出やすくなったのを実感しており、よく映画館などに出かけるようになりましたね。
そこでふと、去年観に行こうと思ってやめてしまった映画のことを思い出したんです。タイトルの通りですが、「犬王」というアニメーション映画で、当時話題になっていたこともあり、ずっと気になってはいました。
それがしばらく前にamazon prime videoでも見れるようになったというので、先日休日を利用してゆっくり観てみたのですが、一番最初に出てきた感想は「スクリーンで見たかった」でした。
「犬王」は室町時代に実在した能楽師・犬王を題材とした、ミュージカルアニメーションだということは知っていたのですが、映画開始30分程でその意外さに頭を叩かれたような感覚になりました。
最初はジブリ映画のような印象を受けていたのですが、主人公たちが唄い踊り、奏でたのはなんと……ロック。室町時代の情景にロックというちぐはぐな世界観に一気に引き込まれ、最後まで見入ってしまいました。
主人公のうちの一人、犬王の声優と歌唱を女王蜂のアヴちゃんが担当していたのですが、その演技力と歌唱力にも驚かされましたね。今まで女王蜂の曲を聞いたことはなかったのですが、これを機に聞いてみようと思います。
こうしてスクリーンで観なかったことを公開する作品ってやっぱりあると思うので、観たい!と思ったら観に行くのがやはり大事ですね。

ひぐらし

ゲームってあまりやらないし、アクション系は下手くそなので苦手意識がつよいのですが、ファンタジーは好きなのでRPGは少しだけやったりします。
あとはやっぱり読書が趣味なのでノベル系のゲームは好きです。サウンドノベル系っていんですかね、テキストを読みながらイラストやBGM、効果音がつくゲームははじめ衝撃でした。名前変換機能があるものも、自分がゲームの主役になったみたいな一体感があって、すごく楽しかったのを覚えてます。
一時期、話題となった「ひぐらしのなく頃に」というゲームをやっていたことがあります。こちらもゲームといっても、ほとんどテキストを読むだけなので、ビジュアルとサウンド付きの小説を読んでいるのとあんまりかわらず、操作に苦戦するということもなくて楽しかったですね。
グロテスク要素や残虐性が強く、そのことで話題になっていたので「そういった」作品なのかなと思っていたら…そこがテーマの作品ではなかったんですね。今までずっと勘違いをしていました。
ミステリー要素と考察する要素があって、そこもすごくよかったのですが、一番のメインとなるテーマが「仲間と協力して困難へと立ち向かう」という胸が熱くなるいうもので感動しました。序盤読んでいるとホラー作品なんですけど、すべて読み終えると青春SF系感動モノへと変わります。お見事。
よく聖地巡礼という言葉が使われますが、私も作品の舞台となった雛見沢のモデルとなった白川郷へ行きたくなりました。

自己肯定感を高めていきたい

最近、自己肯定感という言葉をよく目にします。意味としては、「他人と自分を比較することなく、ありのままの自分を肯定する感覚」。
自己肯定感は高すぎても低すぎてもだめだと言われています。
どちらのメリット・デメリットあげるとすると

■自己肯定感が低い場合のメリット■
自分のだめなところをしっかりと認識している、失敗をしていることに気づけ、素直に認められるところ

■自己肯定感が低い場合のデメリット■
自分に自信を持てないため卑屈になりがち
ささいなことに傷つきやすく、すぐに自分のせいでと自分を責める
人と自分を比べて落ち込みやすい

■自己肯定感が高い場合のメリット■
メンタルが強く、ポジティブ
失敗を恐れずチャレンジすることができる
人と自分を比べないため、人の意見を認められる

■自己肯定感が高い場合のデメリット■
自意識過剰になる
すべて自分が正しいと思い、正しい判断ができなくなる

こうやってみても、自己肯定感は低すぎても高すぎてもだめですね。奥ゆかしい日本人の性質的に、自己肯定感が高すぎる人よりは低めの人のほうが多いのではないでしょうか。私も低めの人は見ることはあっても、高すぎる人はあまりみたことはありません。
ちなみに私もどちらかといえば低いほうかなと思います。気づけばすぐ人と自分を比べたり、私なんて…と思うこともしばしば。
やっぱり低い場合のデメリットって結構あるきがするので、自己肯定感が高めでポジティブな主人公が活躍する話を読んで、自分もポジティブになれるようにしたいと思います。

水星の魔女

先そういえば少し前に「機動戦士ガンダム 水星の魔女」というアニメを視聴しました。ガンダムは面白いとは聞いていたのですが、結構昔からあってたくさんのシリーズがあるからどうしてもとっつきにくくて、今まで触れてこなかったジャンルです。ロボットものもあまり得意ではないんですが、まわりの友人いわく、青春模様や恋愛模様もしっかり描かれてる女性向けのシリーズもあるよと言われて興味はあったんですが、タイミングを逃して視聴を逃がしてきてたんですよね。
ちょうど新たなシリーズとして水星の魔女が放送されていて、今までガンダムを知らなくても見れるよと背中を押されて、ついに見てみることにしてみました。
結論から言って、非常に面白く、わたしが想像していたガンダムからはいい意味でかけ離れていました。キャラクターも良いし、映像も音楽も今っぽいし、これなら男女問わずたのしめますね。
ただやはり、ガンダムシリーズを通じての共通点なのでしょうが、戦争が絡んでくるから重めの設定や暗いストーリー展開がありますね。そこも良さなのでしょうが、水星の魔女は途中まで明るい学園モノだったのでちょっとびっくりというか…。まだシーズン1でまだ続きがあるので、今後の展開も楽しみです。
調べたら小説版もあるんですね。思いの外ハマってしまったので、小説でも読んでみたいと思います。