季節外れの冷やし中華

とある冬の日の話です。私が実家に帰省していて、今でのんびり読書をしていると、母から唐突にこんなことを言われました。「ねえねえ、今、冬で寒いけどさ、冷やし中華が食べたい!」
なるほど…ね…。たしかに季節外れのものを急に食べたくなることってありますよね。こたつに入ってアイス食べるのもなかなか美味しいし。
「冷やし中華ってさ、コンビニにある?」
と母が聞いてきたので思わず笑いながら「いやいや、さすがにコンビニにはないでしょ(笑)中華麺茹でて自分で作るしかないでしょ」と答えました。
そんなのコンビニにいかなきゃわからないじゃん!という妹。なので、ふたりでコンビニに行くことになりました。寒いけど…。
コンビニの麺などを置いているコーナーをのぞくと…まさかの冷やし中華ありました(笑)
たしかに意識して見たことないけど、まさか本当にあるとは…。よく考えたら、ざるそばとかと同じで、冷たいというだけで夏にしかあわない食べ物ではないですからね。多分一年中食べたいという需要があるのでしょう。だからおでんや中華まんなども一年中おいてあるコンビニも多いですよね。本当に便利な時代になりましたね。
勝ち誇った顔の母のぶんと、私のぶんの冷やし中華を買って帰り、こたつに入って食べました(笑)冬に食べる冷やし中華も最高ー!

ストップ歩きスマホ

スマホが普及して増えましたよね、歩きスマホ。中には歩きスマホ+イヤホンで音楽聴きながら歩いている方いますが、あれめちゃくちゃ危ないですよね。だって見えてない+聞こえてないですから、なにか危険が迫った時にとっさに避けたり、逃げたりができませんよね。自分が被害にあうだけじゃなくて、人にぶつかったりする可能性もあるので加害者になりうることもあります。たまに自転車に乗りながらスマホ見てイヤホンついてるツワモノも見かけますが…曲芸の練習でもしているのでしょうか…。通行人の立場からしても非常に危ないと感じます。
NTTドコモ調べによると、歩きスマホ経験者の66%が人にぶつかったことがある、18%がころんだことがあると答えたそうです。ひとつのことに集中すると、他にことにまで意識がいかないことはよーくわかります。私も読書に没頭してるとき、声をかけられても気づかないこともありますし、お茶を飲んだら口までの距離をあやまってこぼしたり…。座って読書しててもこれですからね。歩きスマホは本当に危ないです。
誰かからメッセージが来て確認したい、返信したり、ゲームをやりたい…わかるんだけど、一旦とまってやるか、スマホをチラ見程度で留めるかしてほしいですね。怪我をしたり、怪我をさせてからじゃ遅いので気をつけてましょう。

原稿執筆カフェ

最近、SNSで知ったのですが「原稿執筆カフェ」というものがあるようですね。その名の通り、「原稿を執筆する」ことに特化したカフェで、原稿は小説、雑誌、論文、漫画、イラスト、同人、企画書、校正作業等多岐に渡るようです。ただ原稿を執筆するだけなら他のカフェでも変わらないじゃん? って思うかもしれませんが、この原稿執筆カフェの違うところは、入店時に受付で作業目標(3000文字の原稿など具体的な数字を書く)と何時まで執筆するかを記入して、その目標を達成しないと退店できないというシステムです。
しかも、店長さんが一時間ごとに原稿の進捗を尋ねてきてくれるようです(笑)
家で作業してたら別のことをしてしまったとか、別の場所で作業をしてたけど結局は何もせず時間だけが過ぎてしまったという人のケツを叩いてくれるの画期的なカフェです(笑)
他のお客さんたちも全員、真剣に執筆作業を行っているから緊張感のある空間となっていそうだし、これから筆が進みそうです。学習することに特化した、勉強カフェというものがあるのは知っていましたが、いろんな特化型カフェがあるものですね。私はまさに誰かにケツを叩いてもらわないと原稿が止まるタイプなので、すごく興味があります…。行って見ようかな。

サメが好き

先日、水族館へ行きました。色とりどりの魚たちが優雅に泳いでいて、館内もリラックスできる照明と音響の効果もあり、かなりの癒し空間。大水槽前のベンチで延々と魚たちを眺めていることも可能だなと思うくらい、リッラクスできました。
リラックスも良いですが、私はサメが好きなので、ちょっとダークな雰囲気のあるサメ水槽を長時間眺めたりします。サメってものすごい数の種類が存在しますが、実は人を襲う種類はそんなに多くないんですよね。ジンベイザメなんてあんなに体が大きいのに食べるのはプランクトンで、実に大人しかったりします。
けどサメってその大きさ、歯の鋭さ、そして有名な映画「ジョーズ」のイメージがあるのかどの種類のサメでも怖く見えますよね。日本の童話「因幡の白兎」でも悪者として登場してきます。うさぎに騙されたと知ったサメは怒って、うさぎの皮をはいで、騙し返しという執念深い性格として書かれています。日本でも、昔からサメの被害というものがあって、恐ろしい生物として認識されていたのでしょうかね?私は怖いものに何故か惹かれるところがあるので、サメにはとても魅力を感じるんですよね。同じサメでも小型のネコザメなんかはタッチさせてくれる水族館もあるんですが、凶悪さ皆無でめちゃくちゃかわいいです。どっちのサメも魅力的で大好きです。

本って値上げするの?

近頃、何でも値上げ値上げでお財布に厳しい時代ですよね。原材料が不足している、流通にコストがかかる、などなど値上げの理由はさまざまあることは理解していますがなかなか生活を圧迫するなあなんて。
そういえば、値上げでふと気になったことがあります。
ベストセラーとか毎年増版され続けているような本、辞典、参考書等、当時からずっと同じ価格だったりするのか?ということです。まさか何十年も前から価格が変わらないとは思っていないけど、実際はどうなんだろうって気になりました。調べた結果、やはり値上げはされているそうです。まあ当然といえば当然ですよね。時代が変わればお金の価値も変わるし、原材料や流通コスト、消費税…値上がりする要素しか思いつかない(笑)
言われて見れば、古典と言われている文豪の小説なんかも、表紙に人気イラストレーターさんを起用したり、何かしらでページを増やしたりして改訂版だとか新板だとかで本を売り出したりもしてますもんね。
あと調べたら、本は本体に価格を記載せずカバーにするそうです。その場合、カバーだけ新価格が印刷されたものに差し替えれば簡単に値上げができるようです。なるほどと、めちゃくちゃ納得してしまいました。

本をネットでショッピング

先日、ネットショッピングをしようと、大手通販サイトをのぞいていました。外に買い物にでかけてもいいけど、こういうご時世ですし…それに普段見かけないものが見つかるかもしれないなんて思ったりしまして。
何を買おうかなあって…まずはやっぱり、本!でしょう(笑)街の書店どんどん減ってますし、本が売れないからか半分は雑貨屋さんみたいになって新刊くらいしかおかないお店も増えてきました。それはそれでおしゃれだし、ショッピングも楽しめるので素敵だなって思うんですが…。書店店員さんの書くポップを読むのが楽しみなのと、やっぱ直接手に取ってから買いたいという理由で直接本屋に行くことのほうが多いですすけど、上で述べたような理由から、本の種類に期待をするのであれば断然ネットショッピングですね。とりあえずジャンルで絞ってみたらヒットする本が膨大すぎて、こんな本もあったのね!こんな作家さんがデビューしたんだ!なんて新しい発見があります。ただし、多すぎて逆に選びきれないという難点もあります。あとはやっり、購入してすぐに本を手にすることができないのがちょっと悲しい(笑)電子書籍であればすぐに読みますが、小説はやっぱり紙で読みたいんです!電子書籍は場所も取らないし、読みたいときにすスマホさえあればいつでもどこからでも読めるので便利なのはわかっているけどやっぱり紙が好き。

漫画のレシピを参考に

とある漫画が最近お気に入りです。料理が中心なんだけれど、恋愛模様も描いていたり仕事の描写もあったりして、読んでいて飽きさせません。こういう漫画は読んでいるだけで作った気になれちゃうし、色々知らない料理が出てくるので知見が広がって楽しいです。あたたかくなってきた季節にピッタリな料理のレシピがあったので、作ってみようかと思いました。冷たいナスにソースがかかった料理みたい。ネギも乗っててさっぱりしそう。食欲のそそる写真にこれに決めた!と意気揚々。カワイイメモ帳に材料を書いてワクワクしながらスーパーへ。ちょっと大きなスーパーに寄ったんだけど、お気に入りのお菓子がお得だったり、見たことのない輸入食品があったりして予定外のものもついついカゴに入れちゃいます。地域の特産品フェアなんて、楽しくて見てるだけで時間が経っちゃいますよね。帰宅してさあ調理に取り掛かります。ナスのヘタをとって半分に切って・・・漫画を読みながら調理を進めるのって、自分がキャラクターになったみたいで楽しい!ソースはピリ辛にしたいので、ちょっとだけ唐辛子を入れてみたりして。自炊は自分の好みにできるから良いですよね。できあがって冷蔵庫で冷やします。料理はするも楽しい食べて楽しい、2度美味しい趣味ですね!

物語の世界に想いを馳せる

私の趣味の一つに、観劇があります。役者である友人の公演を観に行ったのがきっかけで、友人が所属する劇団の公演に足を運ぶようになりました。
その中でも忘れられないのが、友人が出演していた一人芝居、のようなものです。近代短編小説を題材にした公演でしたが、役者はただ朗読するのではなく、地の文も登場人物のセリフも発しながら、舞台上の道具を作中の様々なものに見立てて動き回るのです。同じ作家の作品を三つ、知っている作品もありました。舞台のセットはほとんど同じです。しかし役者のほんのちょっとの視線や動き、そしてたった一言が、観る側に想像力を掻き立て、文章を読むだけでは想像しきれなかった景色が目の前に浮かび、今まで感じたことのない気持ちで作品に触れることが出来ました。俳優が、一人で舞台上に物語の世界を立ち上げる試み、と劇団の主催は言います。『一人芝居』という言葉では足りないくらい、とても深い公演でした。
観劇を終えた私は、あの作家が何十年も前にこんなに面白い作品を書いていたのだと驚きでいっぱいでした。原作を手に入れるべく、最寄りの大きな本屋さんに立ち寄りますが、目当ての本は売り切れ。なんとその日は4軒も本屋を梯子してやっと手に入れました(笑)

本とお鍋と私。

1つ前に書いた小説は、あの記事を書いてからそう時間も経たないうちに読み終わってしました。大事に大事にって言っていたのですが続きが気になって全然我慢できませんでした(笑)
今は同じ作者さんの別の小説を読んでいます。短編集なのですが、これもまたすごく面白いです!長編特有のハラハラドキドキして続きが気になる~って感じではないのですが多分この人の文章や着眼点が私好みなのか読んでいてとっても楽しいです。短編集ってブレーキかけられるのがいいですね。前回はつい真夜中まで読んじゃうこともあったので寝不足気味でした。1つ物語を読んで満足感いっぱいで休憩できるのですごく読みやすいです。あといくつもストーリーを読めるのでなんかお得感?あるかも(笑)
もう読み終わるので週末あたりにまた図書館へ行ってきます。シリーズものなので次巻も借りようっと♪それからお鍋のレシピ本も有れば借りたいな。毎日寒すぎてお鍋ばかり作ってしまいます。温まるし、しっかり栄養とれるからお鍋考えた人は天才です…!でもそろそろちょっと変わったアレンジ鍋を食べたい…
好きな本を読んで、何食べようかなって考えてる普通な私。幸せ者だなぁと思います。平和が一番。

終わってしまう悲しみは、きっと誰でも

今読んでる小説がとっても面白いです!初見の作家さんなのですが、文章の感じが私に合ってるのか読みやすいですし、何よりストーリーが面白い!けっこう厚めの本だったのですが読みだすと止まらず…もう少しで読み終えてしまいそうです。佳境の佳境で「えー!これどうなるの?!幸せになるの?!」みたいなところ止まってるので、続きがすごく気になるし早く読みたくて仕方ない反面…終わってしまう悲しみも強くて只今少休憩中。好きなドラマの最終回を待つ感覚と似てるかもしれません。これを読み終えたら同じ作者さんの別の作品を読んでみようと思っているのですが「この」小説を読み終えてしまうことが寂しい!笑
そういえば昔ラジオで好きなアニメが終わるのが悲しくて最終回を未だ観ていません、みたいな投稿が紹介されていました。いやいやそんなに好きな作品の最後を見てないの?!って笑ってしまいました。終わりを観なければその人の中では永遠に終わらないんですね。すごい発想だ。
さすがに私はそこまでじゃないし、やっぱりちゃんと結末を知りたいのできっともうそろそろ読むのを再開すると思います。あーでもやっぱり寂しいな!ラスト数十ページ、大事に大事に読みたいと思います。