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表現の仕方で面白さは変わる?

「この人の表現の仕方が好き」とか「この人の言葉が好き」って感覚ありませんか?
私の好きな作家さんでそういう方がいます。なんかこの人の書く文章好きだなぁっていうの。心地よくてすーっと情景は目に浮かぶようなそんな感じです。
しれでふと思ったのですが、言葉を巧みに操るこういう方々が、私が考えるような陳腐なストーリーでもその持ち前の話術で読み応えある素敵な本に変えてしまうこともできるのでしょうか?やっぱり中身そのものが面白くないと難しいのかな?でも、まだストーリーもよく分からない冒頭の1,2フレーズでぐっと惹き込まれる作品ってありますよね。私のなんでもない話だってユーモアに溢れた人を惹きつけるお話になるのかなって思いました。
これを書いていて思いましたが翻訳家の方々もすごいですよね。異国の言語を作者の伝えたいことをその国の人に伝わりやすいように訳していくんですもの。かの有名な夏目漱石の「月がきれいですね」を思い出しました。
「きれいだ」と言う表現1つも「ガラス玉のようにきれいだ」と「花のようにきれいだ」では全然ニュアンスが違ってきますよね。言葉ってすごく面白いし、表現する力をもっと向上させていきたいなと思いました。