Category Archives: 向こう側

スマートボール

昔、とある漫画を読んでいたら「スマートボール」なるものが出てくるシーンがありました。実物は見たことないけど、ピンボールとかパチンコっぽい感じなのかなあ……なんて思っていました。
そして先日大阪に行く機会があったのですが、新世界というところに行くと、なんと街中にスマートボールのお店があるではないですか。
これってあの漫画にでてくるやつかなと思って、なんとなく店内に入ってみることにしました。
店内は、昭和かなと思うようなレトロな雰囲気。お客さんはたくさんいて、ほぼ満席の大繁盛。
お店はレトロだけど、店内にいるお客さんたとは現代的なので少し不思議な感じがしました。
わたしは、せっかく入ったし、これが噂の(?)スマートボールかと思い、空いている席をなんとか見つけてプレイしてみることに。
1プレイ100円で、お金を入れるとビー玉のちょっと大きくしたようなガラスの青いたまがゴロゴロと上から降りてきました。
それを手前にあるレバーを引いて、うまく10点とか15点とかかれているポケットに入れると、その点数と同じ数のボールが上から落ちてきて自分の手玉となります。
コントロールが難しいんですけど、なんだか面白くて無心で遊んでしまいました。
気づけばあっという間に時間が過ぎ、最後、残った手玉の数で景品がもらえるのでお菓子と交換してお店をあとにしました。
それが数週間経つのですが、またスマートボールがやりたくて東京などでもできないかなと調べたら、浅草にスマートボールのお店があったようなのですが老朽化により70年の歴史とともに3年前に閉店していました。なんだかとても悲しくなりましたね……
スマートボールは温泉地、縁日でも見かけることがあるようなので、見つけたときはまたぜひプレイをしてみたいたいです。

ピーターラビット

世界中で愛されている子供向けの絵本「ピーターラビット」。その愛くるしいうさぎや動物のイラストを誰しもが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
ピーターラビットシリーズの累計発行部数は全世界で2億5000万部を超えるそうです。
イラストはよく目にするけど、実はお話の内容をよく知りませんでした。子供の頃に絵本を読んだことがある気もしますが、小さすぎて覚えていません。そんなピーターラビットが、数年前に映画になっていたようで、動画のサブスクにあったからどんな感じかなと思い見てみました。
のどかなイギリスの湖水地方で、ピーターをはじめとするかわいい動物たちが活躍するハートフルでかわいらしい物語を想像してみはじめたのですが……全然違った(笑)
コメディ要素強めで、思ったよりもだいぶ過激でした。うさぎたち、かわいい見た目してめちゃくちゃ凶悪でした(笑)
ちなみにヒロインの人間女性の名前は「ビア」。ビアは絵描きで、うさぎたちを家族のように愛しています。
もしかして作者のビアトリクス・ポターをイメージしたキャラクターなのでしょうか。
映画はこんなに過激だったけど、一切の絵本もそんな話なの?と思って読んでみたら……あそこまで過激ではないもののピーターはなかなかのヤンチャでいたずらうさぎでした。
いらずらっ子だけど、あの愛くるしいイラストでそんないたずら好きも憎めずかわいく見えてしまうのは作者のうさぎへの愛の賜物なのでしょうね。

犬王

近頃ではコロナ禍の影響も鳴りを潜め、レジャーやイベント事が復活してきたように思います。私も、去年よりも外に出やすくなったのを実感しており、よく映画館などに出かけるようになりましたね。
そこでふと、去年観に行こうと思ってやめてしまった映画のことを思い出したんです。タイトルの通りですが、「犬王」というアニメーション映画で、当時話題になっていたこともあり、ずっと気になってはいました。
それがしばらく前にamazon prime videoでも見れるようになったというので、先日休日を利用してゆっくり観てみたのですが、一番最初に出てきた感想は「スクリーンで見たかった」でした。
「犬王」は室町時代に実在した能楽師・犬王を題材とした、ミュージカルアニメーションだということは知っていたのですが、映画開始30分程でその意外さに頭を叩かれたような感覚になりました。
最初はジブリ映画のような印象を受けていたのですが、主人公たちが唄い踊り、奏でたのはなんと……ロック。室町時代の情景にロックというちぐはぐな世界観に一気に引き込まれ、最後まで見入ってしまいました。
主人公のうちの一人、犬王の声優と歌唱を女王蜂のアヴちゃんが担当していたのですが、その演技力と歌唱力にも驚かされましたね。今まで女王蜂の曲を聞いたことはなかったのですが、これを機に聞いてみようと思います。
こうしてスクリーンで観なかったことを公開する作品ってやっぱりあると思うので、観たい!と思ったら観に行くのがやはり大事ですね。

ひぐらし

ゲームってあまりやらないし、アクション系は下手くそなので苦手意識がつよいのですが、ファンタジーは好きなのでRPGは少しだけやったりします。
あとはやっぱり読書が趣味なのでノベル系のゲームは好きです。サウンドノベル系っていんですかね、テキストを読みながらイラストやBGM、効果音がつくゲームははじめ衝撃でした。名前変換機能があるものも、自分がゲームの主役になったみたいな一体感があって、すごく楽しかったのを覚えてます。
一時期、話題となった「ひぐらしのなく頃に」というゲームをやっていたことがあります。こちらもゲームといっても、ほとんどテキストを読むだけなので、ビジュアルとサウンド付きの小説を読んでいるのとあんまりかわらず、操作に苦戦するということもなくて楽しかったですね。
グロテスク要素や残虐性が強く、そのことで話題になっていたので「そういった」作品なのかなと思っていたら…そこがテーマの作品ではなかったんですね。今までずっと勘違いをしていました。
ミステリー要素と考察する要素があって、そこもすごくよかったのですが、一番のメインとなるテーマが「仲間と協力して困難へと立ち向かう」という胸が熱くなるいうもので感動しました。序盤読んでいるとホラー作品なんですけど、すべて読み終えると青春SF系感動モノへと変わります。お見事。
よく聖地巡礼という言葉が使われますが、私も作品の舞台となった雛見沢のモデルとなった白川郷へ行きたくなりました。

自己肯定感を高めていきたい

最近、自己肯定感という言葉をよく目にします。意味としては、「他人と自分を比較することなく、ありのままの自分を肯定する感覚」。
自己肯定感は高すぎても低すぎてもだめだと言われています。
どちらのメリット・デメリットあげるとすると

■自己肯定感が低い場合のメリット■
自分のだめなところをしっかりと認識している、失敗をしていることに気づけ、素直に認められるところ

■自己肯定感が低い場合のデメリット■
自分に自信を持てないため卑屈になりがち
ささいなことに傷つきやすく、すぐに自分のせいでと自分を責める
人と自分を比べて落ち込みやすい

■自己肯定感が高い場合のメリット■
メンタルが強く、ポジティブ
失敗を恐れずチャレンジすることができる
人と自分を比べないため、人の意見を認められる

■自己肯定感が高い場合のデメリット■
自意識過剰になる
すべて自分が正しいと思い、正しい判断ができなくなる

こうやってみても、自己肯定感は低すぎても高すぎてもだめですね。奥ゆかしい日本人の性質的に、自己肯定感が高すぎる人よりは低めの人のほうが多いのではないでしょうか。私も低めの人は見ることはあっても、高すぎる人はあまりみたことはありません。
ちなみに私もどちらかといえば低いほうかなと思います。気づけばすぐ人と自分を比べたり、私なんて…と思うこともしばしば。
やっぱり低い場合のデメリットって結構あるきがするので、自己肯定感が高めでポジティブな主人公が活躍する話を読んで、自分もポジティブになれるようにしたいと思います。

水星の魔女

先そういえば少し前に「機動戦士ガンダム 水星の魔女」というアニメを視聴しました。ガンダムは面白いとは聞いていたのですが、結構昔からあってたくさんのシリーズがあるからどうしてもとっつきにくくて、今まで触れてこなかったジャンルです。ロボットものもあまり得意ではないんですが、まわりの友人いわく、青春模様や恋愛模様もしっかり描かれてる女性向けのシリーズもあるよと言われて興味はあったんですが、タイミングを逃して視聴を逃がしてきてたんですよね。
ちょうど新たなシリーズとして水星の魔女が放送されていて、今までガンダムを知らなくても見れるよと背中を押されて、ついに見てみることにしてみました。
結論から言って、非常に面白く、わたしが想像していたガンダムからはいい意味でかけ離れていました。キャラクターも良いし、映像も音楽も今っぽいし、これなら男女問わずたのしめますね。
ただやはり、ガンダムシリーズを通じての共通点なのでしょうが、戦争が絡んでくるから重めの設定や暗いストーリー展開がありますね。そこも良さなのでしょうが、水星の魔女は途中まで明るい学園モノだったのでちょっとびっくりというか…。まだシーズン1でまだ続きがあるので、今後の展開も楽しみです。
調べたら小説版もあるんですね。思いの外ハマってしまったので、小説でも読んでみたいと思います。

完全個室のネットカフェが良き

先日、パソコンを使って大容量のファイルを送らなくてはいけない用事があったんですよ。けど、自宅のネット環境が不安定で全然ファイルをアップロードすることができず…。どうしようかと考えた結果、近くにあるネットカフェに行くことにしました。ファイルをアップロードしつつ、読んだことのない漫画をついでに読もうかなななんて(笑)
ネットカフェ、漫画喫茶なんて行くこと自体すごく久しぶりでした。以前、長編の読みたい漫画があったので何度か行ったことがあるのですが、いびきがすごい人がいたり、ちょっと独特なニオイがする方がいたり…あんまり合わないのかなと思って足が遠のいていました。繁華街にあるネットカフェだったからかな。
今回行ったところは、結構新しくてきれいなところだったのと、鍵付きの完全個室完備のところで、完全個室ははじめて利用しましたが、すごく良かったです!セキュリティもしっかりしてるし、雑音も気にならないし、リラックスして利用できました。あとフリードリンクが豊富なのに加えて、ソフトクリームまで食べ放題で驚きました。
ファイルのアップロードが終わっても、快適すぎてしばらく居座ってしまう私(笑)
近場にこんな良いところがあるのを知ったので、また気分転換に行こうとおもいます。

たこ焼き器を買ってみました!

わりとどこの家庭には一台ありそうな「たこ焼き器」。私も値段の手頃さと、タコパ(たこ焼きパーティー)なんかしたら楽しそうだななんて思って以前購入してみました。が、意外と使わない…(笑)使い方が難しいとか、たこ焼きがそんなに好きじゃないとかではないんですけど、思ったより使わない。
まあ、たこ焼きばっかり食べてもってなっちゃうからなのかなあと思って、何かたこ焼きの変わり種というか面白いレシピってないかなと思ってネットで検索したら、ものすごい数のレシピが出てきました。たこ焼きのレシピというか、たこ焼き器を使ったいろんな料理の紹介というか。動画サイトできれいにまとまった動画があって、チーズを入れたイタリアンたこ焼きとか「たこ焼き」からのアレンジだけにとどまらず、鈴カステラ、シュウマイ、アヒージョ、ライスボールなどなど…まさに目からウロコです。たこ焼き器で他の料理を作るなんて思いもつかなかったです。
言われてみたら、丸い穴が開いている「鉄板」ですからね。他の料理だってできるはずです。料理本にのってる料理がすべてではないというか、ネットにはこういう今まで考えもしなかったアイディアがあって面白いです。今後は料理についての動画ももっと見てみようと思いました。

人生のみちしるべ

履き慣れた靴は、少しくらい靴の裏に穴が空いてもなかなか捨てることが出来ません。いつも先に擦り減るのはかかと付近。だからこそ、うっかり雨の日にも履いて水が靴の中に入って、やっと後悔してしまうのです。ちょうど今お気に入りの靴がその状態です。晴れの日限定にしてはいますが擦り減りも酷くなっているので、そろそろ潮時かなと新しい靴を探しています。
何かの本で「良い靴はあなたを良い場所へ連れて行ってくれる」という言葉を見つけたことがあります。素晴らしい言葉だと思いました。素敵な靴を履いたからといって、素敵な場所へ行けて素敵な人生を送れるとは限りませんが、良い靴を持っているとそれを履いて外へ出かけたくなる。そしてその外では人に会い、たくさんの人に会えば素敵な出会いが生まれ、そういう出会いが自分を良い場所へ連れて行ってくれる可能性が増えるということですよね。
普段は安くて履きやすい靴や、好きなデザインの履きやすい靴を買っていますが、あの言葉を知ってから、人生に迷った時はちょっと奮発して良い靴を買ってみようかな、と思う自分がいます。自分の足で立って歩く。人生には山あり谷あり、楽しいことばかりではないですが、豊かな人生にしたいと思います。

ネットからのデビュー

昔は、小説にしろ漫画にしろ、ちゃんとした手順をふまないと人に知ってもらったり、出版することが難しかったと思います。今はインターネットを介して、広く多くの人に作品を見てもらえるチャンスが増え、そこからデビューだったり、書籍化だったり、ドラマ化だったりできるようになりました。
古い話だと、「電車男」なんかが有名ですよね。あれは小説というか、掲示板のスレッドではありましたが、まるでドラマのような展開で、あっという間に人気になり、書籍化やドラマ化されました。あとは面白い人気のブログ、リアルな感情を描いたケータイ小説なんかも、プロ作家ではない人が次々デビューするようになりました。
最近だと、Twitterでの連載マンガが人気を博していますね。「100日後に死ぬワニ」なんかが有名ですよね。あれは連載終了後ちょっと騒動がありましたが、連載中はみんなが夢中になってワニの日常を追っていました。
今は「ちいかわ」でしょうか。ゆるーくかわいいキャラクターの日常かと思いきや、実はダークな裏側が潜んでいたり…と、続きがきになります。
本当に今は、創作の間口が広がって、才能のある人が次々でデビューできる時代になりましたね。読み手としても、気軽にネットから閲覧できるのでありがたいです。次は何が流行るのかな?