映画「近畿地方のある場所について」

映画「近畿地方のある場所について」を先日見に行ってきました。
この作品はネットで連載されていた背筋さんという人の話題の小説の映画化作品で、ずっと楽しみにしていたんですよね。

結果としては、期待以上に怖かった!怖いのはわかりきってたけど、映画が始まった瞬間ちょっと後悔しましたよね……ああこれめちゃくちゃ怖いやつだけど大丈夫かなって。

冒頭からオカルト雑誌の編集者が消えた謎を追う菅野美穂と赤楚衛二のコンビが、なんかリアルで引き込まれました。古いビデオ映像やニコ生風の配信とか、資料のリアリティがすごくて、まるで本当の事件を覗いてる気分でした。さすがフェイクドキュメンタリー。

特に前半、林間学校の集団ヒステリーとか「見たら死ぬ動画」とか、断片的な情報がジワジワ繋がっていく感じがたまりませんでした。
「見たら死ぬ動画」とニコ生主が突撃する廃屋のシーンが特に怖かったです。

全体的にはすごく良かったけど、ラストはちょっと駆け足気味だったかな?
「え、それで終わり?」みたいな。
それだけもとの小説が良かったのかもしれないけど。もっと見ていたい……みたいな?

この作品、小説、コミカライズ、映画……全部少しずつ展開が違います。
気に入ったら全部見てほしいかな。

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