友達との共同作品

かなり前の話になりますが、友達と一緒に小説を考えたことがあります。たまたま何かの雑誌で小説のコンテストを見て、遊び半分で応募してみようという話になりました。最初は遊び半分で始めましたが、だんだん考えるうちに真剣になっていって、しまいには泊まりこみで考えるようになりました。あの時は本当に充実していて楽しかったです。時間に余裕がある学生だからできたんでしょうね。社会人になった今やろうと思っても無理です。読む時間はあっても考える時間はありません。ちなみにジャンルは恋愛ものでした。友達がどうしても恋愛ものがいいって言ったので。私は推理系を書きたいと思っていましたが、友達の熱意に負けました。作っているうちから「これでもし有名になったらどうしよう」とか「作家デビューしたらペンネームどうしよう」とかくだらない妄想をお互いしていました。
そして、期日ギリギリで完成させて、コンテストに応募しました。結果は残念ながら何の賞も受賞できませんでした。お互い自信があったのでショックでしたが、遊び半分で始めて最後まで書ききっただけでもすごいですよね。当時は悔しかったですが、今はそう思います。それからもう私は応募していませんが、友達は続けているようです。続けているといってもたまに書いてるくらいなので、あんまり作家デビューは狙っていないようですが、もし成功したら色々な人に自慢したいです。

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