帰省の新幹線で

週末実家に帰ることになり、ゆっくり準備を進める今日この頃。準備とは言っても実家だから、大げさな荷物は持ちません。部屋着(学生時代のジャージ(笑))は相変わらず実家の自分の部屋にあるし、着替えや靴も少し置いてあった気がする。
実家を離れて暮らしているみなさん、たまには帰ってますか?歳をとるほど(まだまだ若いけど(笑))時の流れは加速して、一年なんてあっとゆう前に過ぎてしまいます。少なくとも一年に一回は実家に帰ろうと思い、何も予定のない週末に無理矢理新幹線を予約します。
私の実家は、東京から新幹線でたった2時間。新幹線の中で、読書をしながら珈琲を飲むのがいつもの楽しみです。
さっき「無理矢理新幹線を予約します」なんて言いましたが、いざ乗ってみると、いつも心が踊って、ページをめくるペースも徐々に早くなります。
車窓から代わる代わる射し込む光がキラキラときらめいて、自然と心が踊ります。都心のビル群を抜けて、住宅地を抜けると、視界がひらけて、やがて深い緑に包まれ、気付けばウトウト…小説の物語は夢の中に突入…。
目を覚ますと、そこはもう地元の駅。電車から降りると大きくひとつ深呼吸すると、ゆっくりと小さな声で口にします。
「ただいま。」

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