なりきり子供の装い

先日、友達と商店街を歩いていたら、風船で作った剣や仔犬を持って歩いている子供達がいました。何事かと思ったのですが、どうやら近くでバルーンアートの実演をやっている方がいたようです。子供の父親が、空気の入った剣でぱちぱち叩かれていたので、大変だなあと思いながら見ていたら、彼は一言「いつもよりも痛くなくていいね」と。普段はおもちゃの武器が相手なのかしら。思わず笑いそうになりました。
そういえば私の親戚の子たちも、幼少時代は保育所で、たくさんの武器を作ってきたものです。それはたとえば、新聞紙を丸めて作った刀だったり、段ボールの板に持ち手を付けた盾だったり、装備品としてくくるなら、ビニールシートにマジックで模様を描いたヒーローマントや、髪を頭のサイズに丸めた王冠もありましたね。男の子も女の子も、工作が大好きで、自宅に戻ってからは、なりきって遊んでいたものです。
やっぱり、アニメや絵本の影響で好きになるのでしょうか。ただ、節分の日の鬼のお面や、ハロウィンの時のお化けの装いは結構怖いデザインの物もあり、驚いてしまいます。子供って案外ちゃんと、まわりを見ているんですよね。その時のイメージをしっかりつかんでいるので、すごいなと思いました。

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