登山で泣くなんて

ピクニックがてら、標高の低い登山をしてきました。基本的に運動大好きで、山登りも嫌いではありません。今回は、あまり時間のかからない、比較的簡単な山を、雑誌から選んで登ってきました。麓について、持ってきたお弁当を広げ、早速むしゃむしゃ。食べ過ぎないように気をつけて早速山登りへ出発です。いつもの様にさっそうと歩き始めたものの、急な坂が目の前にどどんとあらわれたんです。坂というより、壁でしたね、あれは。一緒に来ていた友人にこ、れは無理だぁと悲痛の訴えを起こしましたが、受け入れてもらえず、一人で上ってしまいました。風も強いし、滑って落っこちたらどうするんだ、周りに木々が少なく、滑ったらそのまま転げ落ちそうな場所だったんです。だれだよ、こんなとこ比較的簡単って本に書いた人!!涙が溜まって来て、うずくまっていたところ、友人が戻ってきて、連れて行ってくれました。そして頂上へ着き、また一泣き。標高の低さからは思いもよらない、素晴らしい景色が広がっていたからです。前言撤回です。今覚えば、あの急な坂(壁)も、そんな大したことなかった!そして一生懸命ここまで引っ張ってきてくれた友人に感謝です。雨が降ればこそ虹が見えるとは、こういうことですね。

Comments are closed.